
りお
こんにちは。東京(神奈川・千葉・埼玉)を中心に処女卒業のサポートを行なっているりおです。
「周りとペースが違っても、不安にならないでいいんです」
初体験についてのモヤモヤを、データとともにやさしく整理します。あなた自身のタイミングを大切にしながら、一歩を踏み出す勇気を応援したいです。
初体験・処女卒業に関する統計:現実を知るために
まずは、統計データを通じて「世の中でどういう割合・年齢の人が未経験・経験ありなのか」を見てみましょう。こうした数字を知ることで、「自分だけが遅れている」という思い込みが和らぐことがあります。
初体験(性交経験あり)の割合と未経験率
- コンドームメーカーの相模ゴム工業が2018年に実施した「ニッポンのセックス」調査によると、男女全世代を対象に「性行為の経験あり」と答えた割合は 約88.5%。逆に、未経験と答えた割合は 11.5%でした。
- 同じ調査で、20代の女性に限定すると 20.9% が性交経験なし(未経験)と答えています。つまり、20代女性のおよそ5人に1人近くが未経験というデータです。
これらを見ると、若い世代では未経験者が少なくないという事実が浮かび上がります。
初体験の平均年齢
経験者に限定したデータですが、以下のような傾向があります:
- 「ニッポンのセックス」2018年版では、初体験の平均年齢は 全体:20.3歳、うち女性は 20.1歳 と報告されています。
- 世代別で見ると、20代女性は 18.6歳、30代女性は 19.4歳、40代女性は 20.0歳 というデータもあります。
- 一方、マイナビウーマンのアンケート(有効回答者を性経験者に限定)では、初体験の年齢で最も多かったのは20歳(11.5%)、次いで18歳(10.0%)、19歳(7.5%)という結果。
- また、別の女性向け調査では、初体験年齢の分布で最も多いのが 19歳(17.8%)、次に 18歳(15.7%) という結果があります。なお、この調査では「26歳以上」の初体験回答も 7.4% 存在していました。
これらのデータから、「10代後半〜20歳前後」が多くの人が初体験を迎える年齢帯であることがわかります。
処女卒業年齢の傾向
「処女卒業年齢(実際に初体験を迎えた年齢)」について、世代別の傾向を示すデータもあります:
- 処女卒業の平均年齢として、40代世代では 20.1歳、30代では 19.6歳、20代では 18.7歳 という推定値が一部資料で紹介されています。
- 都道府県別には、最も遅い平均年齢が 21.1歳(茨城県)、最も早いのが 19.6歳(沖縄県) という分布が報じられています。 相模ゴム工業株式会社+1
このように、地域差もありますが、処女卒業年齢の平均は 19〜20歳前後 が一つの目安となっています。
「遅い」と思うのは、主に“見えないプレッシャー”
統計を見てもわかるように、実際には「未経験である人」は一定数いますし、処女卒業年齢には幅があります。ですから、「自分は遅れているのでは…」と感じるのは、多くの場合、次のような要因が背景にあります。
周囲と比較しすぎてしまう
SNSや友人の話が華やかであるほど、自分のペースが遅いように感じやすいものです。特に、恋愛話・性体験話が軽やかに語られる場にいると、「自分だけ取り残されている気持ち」になりがちです。
美化された「普通像」の刷り込み
ドラマ・漫画・雑誌などでは、「高校卒業→大学時代に経験」「誰でも若いうちに経験を持つ」などのストーリーが繰り返し語られます。そうしたイメージが「普通像」として無意識に刷り込まれているので、違うパターンを自分に向けて異質に感じてしまいます。
年齢を経るにつれ言いづらくなる
20代後半、30代になると、周囲で既に経験済み・結婚している人が多くなります。その中で未経験を打ち明けにくくなるため、「クローズな状態」で悩みが深まってしまう方も多いです。
“遅い”ことの心理的・実質的なメリット
統計的に「遅すぎる」という明確な基準は存在せず、人それぞれのライフスタイルと価値観の幅が大きいのが現実です。むしろ「ゆっくりペースであること」は、あなたの強みになり得ます。
- 自分の感情や体の声を聞く余裕がある
- 相手をよく見極める冷静さがある
- 焦らずに信頼関係を築いたうえで進めることができる
こうした“余裕”は、若いうちの焦りで無理をするよりも、後悔の少ない選択をするうえで重要です。
それでも不安なら:小さなステップで始めよう
あなたが「経験したいけど怖い」「どう怖さを乗り越えればいいかわからない」と感じているなら、次のようなステップを考えてみてください。
- 情報を集めることから始める
信頼できる書籍・性教育サイト・専門家のコラムなどで知識を増やすほど、不安感は軽くなります。 - 話せる相手を見つける
最初は人に話すだけでも、心が整理されて楽になります。信頼できる友人・カウンセラーなど、話しやすい相手を選んでみてください。 - 自分のペースを尊重する
「いつまでに経験しなきゃ」といった期限を設けず、体と心の準備を重視すること。 - 専門サポートを活用する
東京・関東圏には「処女卒業サポート」サービスもあり、初めてでも安心できる体制を整えているところがあります。たとえば Virgin Blossom では、無理のないステップと安心のカウンセリングを大切にしながら、あなたの心に寄り添う支援を提供しています。
まとめ:統計が示すのは“多様性”
統計を参照すれば、「10代後半〜20歳台前半で経験を迎える人が多い」という傾向はありますが、それはあくまで「傾向」です。実際には、20代後半、30代で初体験を経験する人も決して少なくありません。
「遅い」という言葉で自分を縛らず、自分のペースと気持ちを尊重することが最も大切です。
もし、心の準備や具体的な一歩に迷いがあれば、安心して頼れるサポートを使ってみることも選択肢の一つ。
Virgin Blossom は、あなたが自分の気持ちで動けるよう、そっと寄り添う支えになりたいと願っています。
あなたが、自分のペースで前に進めるよう、心から応援しています。
