りお

こんにちは。東京(神奈川・千葉・埼玉)を中心に処女卒業のサポートを行なっているりおです。

初体験が怖いと感じても、痛みに耐えて終わらせる必要はありません。僕は、最後まで進めることより、途中で止められる相手と環境を選ぶことの方が大切だと考えています。

はじめに

彼氏との関係が深まり、「次に会うときは初体験になるかもしれない」と考えた途端、急に怖くなることがあります。恋人がいなくても、将来の初体験を想像して「痛かったらどうしよう」「出血したら困る」と不安になる人はいます。

初体験は、必ず強く痛むわけでも、必ず出血するわけでもありません。 ただし、誰にでも痛みがないと約束できるものでもありません。緊張や体調、本人が本当に望んでいるか、相手の進め方、体の状態など、いくつもの要素が関係します。

大切なのは、痛みに耐えて最後まで進めることではありません。怖い、痛い、今日は違うと感じたときに止められること。そして、相手がその意思を尊重することです。

初体験が怖いのは、痛みだけが理由ではありません

初体験への不安として最初に浮かびやすいのは、体の痛みです。経験した人の話やインターネット上の体験談を読み、「かなり痛いものだ」と想像している女性もいるでしょう。

けれど、怖さの中身はそれだけではありません。

出血して相手を困らせないか。経験がないことを知られて、ぎこちないと思われないか。途中で断ったら嫌われないか。ホテルや部屋へ行ったあとでは、もう引き返せないのではないか。こうした心配が重なり、性行為そのものを考えるだけで体がこわばることもあります。

過去に望まないスキンシップをされた経験や、断りにくい状況に置かれた経験がある人は、相手を好きでも不安が強く出る場合があります。その反応を「考えすぎ」と片づける必要はありません。今の自分が安全だと感じられるかを確かめるための、重要な感覚だからです。

怖さの理由を言葉にできると、必要な対応も変わります。痛みが心配なのか、相手の反応が怖いのか、断れない状況が不安なのか。まずは自分の中で分けて考えると、何を相手に伝えるべきかが見えやすくなります。

初体験の痛みと出血には決まった形がありません

「初体験では処女膜が破れて、必ず痛みと出血が起こる」と説明されることがあります。しかし、これは正確ではありません。

一般に処女膜と呼ばれる組織は、腟の入口を完全にふさぐ膜ではなく、形や厚さ、伸びやすさには違いがあります。英国政府の医療・支援機関向けガイダンスも、初めての腟性交で処女膜が必ず「破れる」、あるいは出血するとは限らないと説明しています。また、処女膜の見た目や出血の有無から、性交経験を判断することはできません。世界保健機関も、性交経験を証明できる検査はないと明記しています。 

痛みも一律ではありません。あまり痛みを感じない人もいれば、違和感や強い痛みを感じる人もいます。恐怖や恥ずかしさなどの感情によって力が抜けにくくなったり、腟の入口周辺の筋肉が反射的に締まったりして、挿入時の痛みにつながる場合があると米国産科婦人科学会は説明しています。 

ただし、痛みをすべて緊張のせいにするのも適切ではありません。体調、乾燥、炎症、婦人科系の症状など、身体的な要因が関係することもあります。「もっとリラックスしなければ」と自分を責めたり、痛みを我慢して続けたりする必要はありません。

少しでも「怖い」「痛い」と感じたら、いったん止めて構いません。初体験を終えられなかったのではなく、その日の自分の状態を尊重できたということです。

初体験前の心の準備と体の準備

準備とは、特定の物をそろえたり、予定日を決めたりすることだけではありません。僕は、心、相手、環境の三つを分けて確認することが大切だと考えています。

確認すること具体的に考えたい内容
心の準備自分が本当に望んでいるか。処女卒業を急ぐことだけが目的になっていないか。不安を言葉にできるか
相手との準備ゆっくり進めたいこと、途中で止める可能性、避妊や性感染症対策、体調次第で延期することを話せるか
環境の準備時間に追われないか、安全に帰宅できるか、自分の意思でその場を離れられるか、飲酒に頼らず判断できるか

体の準備は、痛みに耐えられる状態をつくることではありません。寝不足や体調不良がある日、不安が強くて気持ちが追いつかない日は、予定が決まっていても見送れます。性交まで進まない日を「失敗」と考える必要もありません。

普段からタンポンの使用や婦人科の診察で強く痛む、腟の入口に触れるだけでも苦痛があるなど、初体験の前から気になる症状がある場合は、性交で確かめようとせず、先に婦人科へ相談して構いません。診察が怖いことも、予約時や受診時に伝えられます。

経験がないことを相手へ伝えるかどうかは、本人が決めることです。ただ、伝える場合は「初めてだから全部任せる」ではなく、「緊張している」「ゆっくり進めたい」「嫌なときは途中で止めたい」と、自分の希望まで一緒に伝える方が安全です。

当日までに性交すると決め切る必要もありません。会って話した結果、スキンシップだけで終えることもできます。体調が悪い日、気持ちが落ち着かない日、相手の態度に違和感がある日は、延期して構いません。

準備をもう少し具体的に整理したい人は、こちらも参考にしてください。

一度了承しても、途中で断ってかまいません

性行為への同意は、一度伝えたら最後まで変えられない約束ではありません。同意は性行為の途中でも撤回できます。始める前に了承していても、途中で気持ちが変われば止めてよいものです。

ホテルや相手の部屋へ行ったことは、性交への同意を意味しません。キスやスキンシップに応じたことも、その先へ進む同意ではありません。内閣府の「生命の安全教育」でも、恋人や配偶者であること、家を訪れたこと、キスをしたことだけでは、性交への同意を確認したことにならないと説明しています。アルコールの影響で意識がはっきりせず、自分で選べない状態でも同意は成立しません。 

実際の場面では、次のように短く伝えて構いません。

「緊張しているから、今日は途中で止めるかもしれない」

「痛いと感じたら、すぐに止めてほしい」

「避妊について先に確認したい」

「今日はここまでにしたい」

信頼できる相手は、こうした言葉を面倒がりません。理由を問い詰めずに止まり、延期しても不機嫌にならず、安全面の話から逃げない人です。反対に、「ここまで来たのに」「一度いいと言ったよね」と続けようとする相手とは、初体験を迎えない方がよいでしょう。

彼氏へ経験がないことを話す不安や、男性の反応が気になる場合は、別記事のこちらで詳しく扱っています。

避妊と性感染症対策、痛みや出血後の受診

初体験でも妊娠する可能性があります。妊娠を望んでいないなら、コンドームなどの避妊について事前に話し合い、相手任せにしないことが必要です。避妊を嫌がる、準備を曖昧にする、確認すると不機嫌になる相手には注意してください。 

避妊なしの性交や避妊に失敗した可能性がある場合は、時間を置かず、産婦人科などの医療機関や適切な相談先へ確認しましょう。 

性感染症も経験回数だけでは判断できません。厚生労働省は、たった一度の性的接触でも感染することがあり、コンドームの正しい使用はリスクを下げる一方、すべての性感染症を防げるわけではないと説明しています。安全面について話せるかどうかは、相手を信頼できるかを見る材料にもなります。 

痛みや出血があったときは、量や続き方、体調を確認します。初体験後に少量の出血が起こる人はいますが、「初めてだから当然」と決めつけないでください。英国の公的医療サービスは、性交後の出血には複数の原因があるため、医師や性の健康を扱う医療機関で確認するよう案内しています。 

出血量が多い、出血が長く続く、強い痛みが治まらない、発熱や強い体調不良がある、性交のたびに痛むといった場合は、婦人科や産婦人科への相談を検討してください。症状が強いときは、我慢して様子を見続ける必要はありません。不安が残るだけでも相談してよいものです。

後悔しにくい処女卒業とサポートを選ぶ判断基準

初体験を後悔しにくくするために確認したいのは、「できるか」よりも「自分の意思が守られるか」です。

自分で決めたことか。途中で断れる関係か。避妊や性感染症対策を話し合ったか。焦りだけで日程や相手を決めていないか。終わったあとも、相手がこちらの気持ちや体調を気にかける人か。どれかに強い不安が残るなら、まだ進めない選択があります。

初体験を何度も先延ばしにしていることが苦しくなっている人は、こちらで、不安の原因をもう少し細かく整理できます。

過去の嫌な経験や「怖かった記憶を残したくない」という心配が強い場合は、こちらも合わせて読んでみてください。

恋人、知人、マッチングアプリ、サポートなど、誰とどのような方法で処女卒業を考えるかは別の判断です。選択肢を比較したい人は、こちらで詳しく説明しています。

処女卒業サポートを検討する場合も、「任せれば痛くない」「必ず成功する」といった説明を信じて決めないでください。本人の意思を確認するか、断れば中止できるか、安全面や避妊について説明があるか、不安をあおって利用を急かさないか、相談だけでも受け付けるかを確認する必要があります。

初体験は、経験済みになるために耐えるものではありません。 強い痛みが必ず起こるわけでも、出血によって処女だったことが証明されるわけでもありません。相手、同意、安全、体調を確認し、途中で止められる状況をつくることが、後悔を減らすための中心になります。

Virgin Blossomでは、東京を中心に成人女性からの相談を受けています。利用を決める前に、不安の中身や判断基準を整理するだけでも構いません。無理に初体験まで進めることではなく、本人が納得して選べる状態を大切にしています。