りお

こんにちは。東京(神奈川・千葉・埼玉)を中心に処女卒業のサポートを行なっているりおです。

「処女の方が大切にされるのかな」と考えたことがある方もいるかもしれません。僕は、処女でいることも処女卒業することも、誰かから与えられた価値ではなく、自分で選べることが大切だと思っています。

はじめに

「処女神話」という言葉を見て、「今でも処女の女性は特別に見られるの?」「経験があると価値が下がると思う男性はいるの?」と不安になる方もいると思います。

結論から言うと、処女であることに特別な価値を置く考え方は、今も完全になくなったとは言い切れません。 ただ、それを「今の男性はみんな処女を好む」「処女でなければ大切にされない」という話に広げるのは違います。

僕がVirgin Blossomの活動をしていて大切だと思うのは、世の中にそうした価値観が残っているかどうか以上に、他人の価値観を自分自身の評価にまで持ち込まないことです。

処女神話はまだ存在する?今は「一部に残る価値観」と考えたい

ここでいう「処女神話」とは、単に初体験をしていない女性を指す言葉ではありません。

「女性は性的な経験が少ない方が清純である」
「処女の女性には特別な価値がある」
「経験のある女性より、経験のない女性の方が好ましい」

このように、処女性と女性自身の価値を結びつけて考える見方を指して使います。

こうした考え方を持つ人が今まったくいない、とまでは言えません。恋愛観や結婚観は人によって違うため、「付き合う相手には経験が少ない人を望む」という個人的な好みを持つ人もいるでしょう。

一方で、その好みと「女性の価値」を同じものとして扱う必要はありません。

経験がない女性を好む人がいるからといって、処女であること自体が女性の価値を高めるわけではありません。反対に、初体験を経験したからといって、その人の価値が下がるわけでもありません。

今の処女神話は、社会全体の共通ルールというより、一部の人が持っている恋愛観や性に対する価値観として捉える方が自然です。

「処女である方が大切にされる」とは限らない

処女神話が気になる女性の中には、「処女のままでいた方が男性から大切にされるのでは」と考える方もいます。

ただ、恋愛で大切にされるかどうかは、初体験の有無だけでは決まりません。

実際の交際では、話をきちんと聞いてくれるか、嫌なことを無理に求めないか、約束を守るか、困ったときに向き合ってくれるかといった部分の方が、関係を続けるうえではずっと具体的です。

逆に、「処女だから付き合いたい」「経験がある女性は嫌だ」と相手の経験だけで扱い方を変える男性もいるかもしれません。その価値観を受け入れられるかどうかは、女性側も考えていいことです。

僕は、処女であることを好意的に受け止める男性そのものを否定する必要はないと思っています。ただし、そこで「だから処女の自分には価値がある」「処女でなくなったら価値が落ちる」と考えてしまうと、自分の選択が他人の評価に引っ張られやすくなります。

恋愛では、相手からどう見られるかだけではなく、自分がその相手と一緒にいて尊重されていると感じられるかも同じくらい大切です。

処女神話が苦しくなるのは「守るべきもの」に変わったとき

処女であること自体に問題はありません。恋愛や初体験を急ぐ必要もありません。

ただ、「処女でいなければ価値が下がる」「好きな人ができても、簡単に処女卒業してはいけない」と考え始めると、本当は自分がどうしたいのか分からなくなることがあります。

たとえば、好きな人と関係を深めたい気持ちはあるのに、「ここで初体験をしたら軽い女性だと思われるのでは」と怖くなる。反対に、周囲から「まだ処女なの?」と言われて、「早く処女卒業しないと恥ずかしい」と感じる。

方向は逆ですが、どちらも他人の基準で自分の経験を決めようとしている点は同じです。

処女神話から距離を取るというのは、「処女なんて意味がない」と否定することではありません。

処女でいることにも、処女卒業することにも、自分で選べる余地を残しておくことです。

今は恋愛よりほかに優先したいことがあるなら、そのままで構いません。好きな人ができて、自分も関係を進めたいと思えるなら、処女であることだけを理由に止める必要もありません。

「処女だから」という理由だけで自分を評価しない

処女神話には、少しややこしい面があります。

「処女は清純で価値がある」という考え方に違和感がある女性でも、自分が処女であることには恥ずかしさを感じている場合があるからです。

「経験がない方がいい」と言われても困る。
でも「まだ経験がない」と知られるのも嫌。

この二つが同時にあると、処女であることをどう扱えばいいのか分からなくなります。

そんなときは、「処女である自分を好きにならなければ」と無理に考える必要はありません。まずは、初体験の有無と自分自身への評価を切り離してみてください。

恋愛経験が少ないことに不安がある。
周囲と比べて遅れているように感じる。
好きな人に知られるのが怖い。

悩みがあるなら、その悩みを一つずつ考えた方が整理しやすくなります。「処女だから自信がない」とまとめてしまうと、本当に困っている部分まで見えにくくなるからです。

処女であることへの恥ずかしさや劣等感をもう少し広く整理したい方は、こちらで詳しく書いています。

処女卒業を考えるなら「価値」ではなく自分の希望から決める

処女神話を気にしていると、処女卒業について考えるときにも「損をするか、得をするか」という発想になりやすいかもしれません。

でも、僕はその基準では決めなくていいと思っています。

「処女の方が男性に好かれそうだから残しておく」
「処女だと思われるのが恥ずかしいから早く卒業する」

どちらも、自分より先に周囲の目が来ています。

考えたいのは、自分は今、恋愛や初体験についてどう感じているのかです。

まだ怖さの方が強いなら、急ぐ理由はありません。一方で、処女であることへの引け目が大きく、恋愛を避けたり、好きな人ができても距離を取ったりする状態が続いているなら、処女卒業を一つの選択肢として考えることはできます。

それは「処女を卒業すれば価値観から自由になれる」という意味ではありません。

自分が抱えている悩みの中で、初体験を経験していないことがどの程度影響しているのかを見たうえで、自分で決めるということです。

Virgin Blossomでも、東京で処女卒業サポートの活動をする中で、僕が一番避けたいのは「処女だから卒業した方がいい」と決めつけることです。処女神話に合わせて処女を守る必要もありませんし、反発するために処女卒業する必要もありません。

最後に残るのは、自分はどうしたいのかを、他人の評価から少し離れて考えられるかどうかだと思います。

処女であることへの考え方が、自分の恋愛や日常の選択まで狭めていると感じるなら、誰かに話しながら整理する方法もあります。Virgin Blossomがどんな考え方で処女卒業をサポートしているのか、利用するかどうかを決める前に確認してみてください。